文盲の家主の弱みに付け込み家屋を奪う公務員

2005/08/19 07:12 JST配信

 ホーチミン市5区在住のブイ・フウ・ミーさん(女性、53)は、この2年間、あと少しで大事な家を奪われそうになった詐欺事件を関係機関に訴え続けている。この事件は2003年に起こった。同時ミーさんはアメリカに移住する目的で、所有家屋を売りに出しており、それを聞きつけた地元5区7街区人民委員会の不動産手続担当だったファン・ティ・ホア・ティン(女性)がミーさんに近づき、その家を買うと申し出たのだった。

 ミーさんはティンに手続をすべて任せ、字の読めないミーさんはティンが家屋売買契約書だという書類に素直にサインをした。あとになってわかったことは、それは売買契約書ではなく、家屋「贈呈」書であったのだ。その後ミーさんは裁判所に訴える手続を準備したが、提出直前にティンが家屋「贈呈」書の無効手続きに応じたので、結局家屋は戻ってきた。しかしミーさんが許せないのは、犯人のティンが勤務地を7街区人民委員会からとなりの6街区に移し、今でものうのうと仕事を続けていることだ。

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