北部ソンラ省ソップコップ郡ムオンバー村で4月23日から28日までの間に、死んだ水牛を食べた約110人の村民が食中毒にかかった。幸い死者は出ていない。
同村のレオ・バン・クアンさんの家で飼っていた水牛1頭が4月23日に原因不明で死亡した。村人らはさっそくこの水牛を解体し、血のプディングやスパイスを使った生肉料理を作り、合計110人余りがこれらを口にしたという。約6時間後から数人に吐き気や下痢の症状が現れだし、その後28日までにほとんど全員に食中毒症状が現れた。
この知らせを受けた同郡総合病院や地元保健所などの医療チームが現地に赴き、患者の治療や患者の出た家の消毒を行った。原因究明のため死んだ水牛の検体を検査中だが、結果はまだ判明していない。