ドンナイ省タンフー郡のフオンラム市場で26日午前、豚肉売りの女性と別の店を掃除していた青年が口論となり、この女性が肉切り包丁で青年を刺し殺す事件が発生した。同省警察は、豚肉売りのグエン・ティ・アイン・ホン容疑者(41歳)を殺人の容疑で逮捕した。
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死亡したのは、ルウ・ミン・チュンさん(20歳)。チュンさんの母親も同じ市場で豚肉を売っており、ホン容疑者の向かいに店を構えていた。
調べによると、事件当日、チュンさんは母親の店を手伝うために床を掃除していた。しかしホン容疑者は、チュンさんの使うモップの水滴が同容疑者の店まで飛び散ったことに腹を立て、2人は口論になった。チュンさんがホン容疑者に殴りかかろうとしたため、同容疑者は手にしていた肉切り包丁でチュンさんの胸部と腹部を刺したという。
チュンさんは病院へ緊急搬送されたが、死亡が確認された。警察は、ホン容疑者の取り調べを行い、捜査を進めている。