両足に生きた小鳥をくくりつけて密輸、ベトナム人を空港で摘発

2016/04/14 06:08 JST配信

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港で11日、両足に多数の生きた小鳥をくくりつけて密輸しようとしたベトナム人男性が摘発された。

(C) vnexpress、H.Q
(C) vnexpress、H.Q

 同空港税関支局は同日、台湾に向けて出国するところだった男性の預け入れ手荷物の中から箱に入れられた多数の小鳥を発見。この男性の身体検査を行ったところ、ズボンの中から多数の小鳥が発見された。小鳥は麻酔をかけられ、男性の両足に巻かれたバンドに固定されていた。

 発見された小鳥はシキチョウとアカハラシキチョウ、タイワンガビチョウの計18羽。ベトナム科学技術研究所傘下の熱帯生物学研究所によると、うち11羽がアカハラシキチョウとタイワンガビチョウで、いずれもベトナムで捕獲及び商用目的での取引が制限されているほか、輸出も禁じられているという。

 同局は各関連機関と協力して引き続き調査を進めると共に、規定に従いこの男性を処分する方針だ。

[Duc Thanh, Tuoi Tre, 12/04/2016 16:37 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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