寺で6人殺傷の僧侶、精神病の疑い

2016/10/07 05:16 JST配信

 ホーチミン市トゥードゥック区ビンチエウ街区にある上座部仏教寺院「ブウクアン(Buu Quang)寺」で5日午前10時頃、同寺の僧侶の間でトラブルが発生し、僧侶1人が6人を包丁で刺した事件で、同区警察は5日、容疑者が精神病を患っていると見て捜査を進めていることを明らかにした。麻薬中毒の疑いも持たれていたが、検査の結果、麻薬や覚せい剤は使用していないことが確認された。警察は容疑者の精神鑑定を行う方針。

(C) tuoitre, Son Binh
(C) tuoitre, Son Binh

 この事件は、寺で線香を手向ける儀式を行っている最中に、同寺で修行中だったゴ・バン・フイ容疑者(男・25歳、北中部地方ゲアン省出身)が上位の僧侶と喧嘩になり、口論の末に台所から包丁を持ち出して相手の僧侶を刺した上、仲裁に入った僧侶及び地元住民に対しても包丁を振り回したというもの。これにより、車椅子に乗った102歳の尼僧1人が死亡、他の僧侶3人が重傷、地元住民2人が軽傷を負った。

 同容疑者は殺人容疑で逮捕されている。ブウクアン寺の責任者によると、同容疑者は6月に同寺で僧侶となったが、その後東南部地方バリア・ブンタウ省に移っていた。事件前日は用事があったためブウクアン寺に泊まっており、夜間に上位の僧侶とトラブルになったという。

※最終更新:2016年10月7日12:00 JST

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