ベンタイン市場の売場価格はいまや1平米当たり約17万3000米ドル(約2000万円)にまで跳ね上がり、東京・銀座を抜いて世界で最も高いとまで言われている。その主な理由は、ホーチミン市の中心部という絶好の立地条件と、やはり「ベンタイン市場」というブランド力だ。サイゴンの象徴としてすっかり有名になったこの市場には、毎日ひっきりなしに観光客や外国人のバイヤーが買い物に訪れる。同市場に店を出す業者の中には、1日に数百万円を売り上げることもある、と言う者もいる。
このため、ベンタイン市場に店を出したいと望む業者は多く、その一方で売場が不足しているために、売場価格はここ数年で急騰した。しかし、同市場の管理委員会によると、売場価格が非常に高いのは東西南北にあるメインゲート近くや、中央通路に面した店など一部のみで、他の場所では価格は半分以下だという。しかし、実はこうした悪条件で商売をする店主らが、自ら店の売場価格を吊り上げて売り渋っているために、市場全体で売場価格が高騰しているのである。
それでも、「ベンタイン市場」に店を出すことは多くの小売業者にとって夢であり、ここに店を出しさえすればあとは金が降って来るとばかりに大枚をはたいて売り場を買うも、実際商売を始めてみると予想外に売り上げが伸びないというケースも多々あるという。同市場で長年商売を営む店主らが言うところによると、噂されているように大金を儲けているのは、ほんの一握りの店に過ぎないのだ。




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