中国産の発ガン性物質入り卵、ベトナムでは未発見

2006/12/05 07:11 JST配信

 各マスコミは最近、中国で発ガン性の疑いのある卵が販売されていたことを取り上げ、これらの卵がベトナム市場に流入する危険性について報じている。これを受け、ベトナム獣医局は検査を実施、現段階でこれらの卵はベトナムでまだ発見されていないと発表した。

 中国では、赤く色の濃い卵黄を生産するため、家禽業者が発ガン性物質を飼料に混入していたことが発覚して騒ぎになっている。専門家によると、この物質は、「スーダンレッド4」と呼ばれる赤色タール系の工業用着色剤で、通常は溶媒やオイル、ワックス、ガソリンなどへの着色に使用されるという。食品衛生安全に関するある報告書は1995年の時点で、同物質を長期にわたりとり続けると健康に害を及ぼすとして、食品への使用禁止リストに載せている。中国でも2005年からこの物質の生産・使用を禁止していた。

 獣医局は、この卵のベトナムへの流入を防止するため、各地方、特に中国国境に接する地方の獣医支局が国境警備隊・税関・保健所・警察などが協力して、家禽類の売買・運搬、卵加工品の検査を強化するよう要請している。

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