ハノイ市人民委員会は1月22日、政府の公安および交通運輸部門と会合を開き、市内の交通事故と渋滞問題の改善策について討議した。この場で最も多く出された意見は、罰金の引き上げや違反車両の押収期間の延長をはじめとする、交通違反に対する罰則の引上げだった。
交通運輸省運輸局のタン・バン・タイン局長によると、道路交通分野における行政違反処理を規定した政令152号(2006年1月10日施行)の改正政令は、全国規模で罰則を引き上げる予定だが、ハノイ市については、特別都市としてさらに40~50%の罰則強化を行う許可を首相に求める予定だという。
また同市人民委員会のグエン・クオック・チエウ主席は、罰金の引き上げ、違反車両の押収期間の延長、流通年限の過ぎた車両の没収を、試験的に6カ月間実施する意向であることを明らかにした。