悪質化するマルチ商法、当局の管理にも問題

2010/02/01 05:55 JST配信

 ホーチミン市商工局は昨年、マルチ商法企業22社の営業を認可する一方、6社の認可を取り消した。同局によると、最近合法的なマルチ商法から不正な商法への移行が進んでおり、特にサプリメントや健康グッズの購入には注意が必要だという。これらの商品の大半は外国産で、医薬品との区別が付きにくいことを悪用して誇大広告を行っている業者も少なくない。

 また、地方で営業認可を取得した業者がホーチミン市に支店を設けて営業を行うケースが増え、当局の管理を難しくしている。さらに、商工局にはマルチ商法の違反を取り締まる権限がなく商工省競争局がその役目を担っていることも、取り締まりを行う上でのネックとなっている。

[VnExpress, 23/1/2010, 16:22 GMT+7]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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