落札はいたずら、チャリティショーのオークション

2010/11/27 08:47 JST配信

 中部で被害に遭った住民らを支援するため今月11日にホーチミン市で行われたチャリティショーで、4点の貴重品がオークションにかけられ、落札額の合計は約740億ドン(約2億9600万円)に上った。しかしその後、このうち3件の落札がいたずらだったことが分かった。25日付ラオドン紙電子版が報じた。

 このチャリティショーは、美人コンテスト「ミス・アース2010年世界大会」の参加者90人と国内外の企業500社から1000人の実業家が参加して行われ、その模様は国内のテレビ局のほか外国のテレビ局でも放映された。

 オークションにかけられたのは、木製の霊的動物セット(ドラゴン・ユニコーン・カメ・フェニックス)、銅鼓、国内最大で重さ10キロのルビー鉱石、ジュエリーを使用した絵画の4点で、入札はネット上で行われ4点とも落札された。

 ところが23日になってホーチミン市赤十字協会は、このオークションで落札した4人のうち3人はいたずらだったことが分かったと明らかにした。また、霊的動物セットは479億ドン(約1億9200万円)でバオロン陶磁器社が落札したが、同社は10億ドン(約400万円)の支払いにしか応じないという。その理由として同社は、出品者が勝手に落札品を保管し赤十字協会ではなく出品者に代金を支払うよう求めていることを挙げている。

 また、このショーでは各個人や組織からの義捐金として総額約10億ドンが集まったと発表されたが、その後実際に赤十字協会が受け取った金額は1億ドン(約40万円)余りに過ぎないという。結局、赤十字協会が受け取ることができるのは、バオロン社分と合わせてわずか11億ドン(約440万円)余りとなりそうだ。

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