ホーチミン:孤児養育で大儲けの自称「尼僧」

2011/01/15 07:33 JST配信

 ホーチミン市ビンタン区ビンフンホアB地区に、「第2ティエンフオック寺」を名乗る孤児養育施設がある。オーナーは自称「尼僧」のグエン・ティ・バン。しかし仏教協会はこれを正式な寺と認めておらず、寺の名を利用した活動を直ちに止めるよう主張している。また、同市労働傷病兵社会局も実態調査を行った。10日付グオイラオドン紙電子版が報じた。

 バンはこの「寺」で13人の孤児と共に暮らしている。取材中、ボランティア団体のグループが粉ミルクの缶を事務所に持ちこむ場面に出くわした。彼らは荷物を下ろすと、すぐに缶のふたを開け、商標などの表示をはぎ取った。メンバーの1人は「こうしないと転売される恐れがある」と語った。周辺住民の話によると、週末の夜になるとバンは業者を呼んで贈られた粉ミルクなどを売っているという。

 バンはおよそ10年前に中部からホーチミン市に移住、孤児養育施設の「営業」を始めてからこれまでに少なくとも3棟の住宅を入手している。土地や住宅の入手に要した費用は、寄付金や贈与品の売却によって得たものとみられている。

 ビンタン区労働傷病兵社会課によると、バンは孤児養育施設の許可申請をしたが条件に適していないとして許可が下りておらず、無許可で同施設を運営していた。今後同施設は解体される可能性があり、そうなった場合子供たちは市の養育施設に移されることになる。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 中部高原地方ラムドン省バオロック町人民委員会は7月28日、同町内の孤児・障害児・ストリートチルドレ...
 メコンデルタ地方アンザン省ロンスエン市ミーロン地区警察は24日、3人の女が尼僧のふりをしてお布施を...

新着ニュース一覧

 スパ&リゾートホテルを展開するホテル三日月グループ(千葉県木更津市)は南中部地方ダナン市で1日、「...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の外国人訪問者数(推定値)は177万9875人となり、前年...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の小売売上高(推定値)は前月比+0.5%増、前年同月比+1...
 日本で最高学位を取得した最初の、そして最年少のベトナム人学者であるルオン・ディン・クア博士は、多...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の鉱工業生産指数(IIP)の推定値は前月比で+3.3%増、...
 ホーチミン市人民委員会は、市内における浮浪者や物乞い、および緊急保護を必要とする対象者の管理強化...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)の2026年1~3月期レ...
 地場飲料メーカーのAPビバレッジ(AP Beverage=APBev)はこのほど、東南部地方ドンナイ市のソナデジ・ザ...
 広告法などの一部を案内する文化スポーツ観光省の通達第12号/2026/TT-BVHTTDL(7月5日施行)によると、同...
 韓国で結婚式場の運営を手掛けるUモーメント(Umoment)は、ホーチミン市に結婚式場ブランド「ザ・チャペ...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~5月期に全国で新規設立・事業再開した企業...
 ベトナム商工連盟(VCCI)が2日に公表した「ビジネス法務の潮流レポート2025」において、「低空経済(Low-...
 レ・ミン・フン首相は、APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC=APECカード)の発給および管理手続きな...
 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手
トップページに戻る