グエン・タン・ズン首相はこのほど、各省や政府直属の関連機関、直轄市・省の人民委員会に対し、乾季に当たる毎年1月1日~6月30日までの間、節電の強化を指導する首相指示第171号/CT-TTgを公布した。28日付ベトバオが報じた。
それによると、関連機関は冷房の設定温度を25度以上にする、極力扇風機を使用するなどの節電に関する規定を策定し、各機関ではこの規定に従い節電を実施することとなる。
また、一般家庭には一般的に電気消費量が多い時間帯とされる17時~21時に節電するほか、コンパクト電球や省エネ蛍光灯の使用を奨励している。さらに、レストランや商業施設に対しては、電気消費量が多い夜間における屋外広告の照明や電飾に使用する電力を50%節電すると同時に、22時以降は屋外の大型パネル広告の照明を全て消灯することとしている。