ダラット原子炉、低濃縮ウランへの切り替え完了

2011/12/07 13:15 JST配信

 中部高原ラムドン省ダラット市のダラット原子力研究所で30日、2007年に開始された高濃縮ウラン(HEU)から低濃縮ウラン(LEU)への燃料切り替えが完了した。出力は500キロワット。50年近くの歴史を持つダラットの原子炉にとって3つ目のメルクマールとなる出来事だ。2日付ベトナムネットが報じた。

 この原子炉は1963年に米国が設置した。当時の燃料はLEUで、出力は250キロワットだった。ベトナム戦争の終結で運転が中断された後、1984年にソ連(当時)がHEUを使用して運転を再開。出力は500キロワットに引き上げられた。

 今回の燃料切り替えは原子力の平和利用を目的とするもので、国際原子力機関(IAEA)、米国、ロシアの協力を得ながら、国内の原子力技術者らが主導して進めてきた。

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