ニントゥアン原発案件で、中部海域を地質調査

2011/09/21 11:34 JST配信

 東南部ニントゥアン省での第2ニントゥアン原子力発電所建設案件に関連して、14日から同省沖の海域で地質調査が開始された。期間は43日間。川崎地質株式会社の調査船と同省国境警備隊の船舶2隻が、この調査に参加している。19日付VNエクスプレスが報じた。

 ベトナム中部の海域には、津波を引き起こす可能性のある断層がある。科学技術省は地球物理研究所の科学者らに、原子力発電所建設予定地域の断層活動についての評価を依頼しており、この結果に基いて原発の安全基準が策定されることになる。

 8月に開かれたニントゥアン原発案件第9回会議で、原子力エネルギー研究所のブオン・ヒュー・タン所長は、地質と自然災害リスク(津波を含む)に関する調査データは2013年初頭までに全て出揃い、予定通り2014年に第1ニントゥアン原発を着工できる見通しだと述べた。

 一方この会議で複数の科学者が、原発建設予定地域の地質調査が不十分だとして、補充調査を行うよう提案した。地質鉱産科学研究所のチャン・タン・バン所長は、これまでの調査では十分に解明されていない断層の存在を指摘している。

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