第5回アジア原子力会議、ハノイで開催

2014/01/22 16:13 JST配信

 第5回アジア原子力会議(Nuclear Power Asia)が20日から22日まで、ハノイ市で開催された。この会議は、原子力発電の開発に関する課題や教訓について話し合うため、毎年開かれている。ベトナムで開かれるのは2回目。

 今回の会議では、福島第一原子力発電所事故で明らかになった諸課題が集中的に議論された。テーマは安全対策、住民との合意形成、法的枠組み、財政、案件の許認可、人材育成、先進技術の導入など。

 レ・ディン・ティエン科学技術次官は「ベトナムは核エネルギーの平和利用、安全の確保、核の不拡散という核政策を堅持しており、これを国際社会に対する義務と見なしている。この義務を遂行するため、核の安全に関するほとんどの国際条約や核不拡散条約に加盟している」と発表した。

 会議初日には、ベトナムを含む東南アジア地域における原子力発電の可能性など新興国での原子力発電に関連する問題、将来の原子力発電技術、原子力発電所での事故管理戦略の策定などについて議論された。

[Vietnam plus,20/01/14 14:45,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米国上院外交委員会は22日、ベトナムとの民事分野での原子力協力に関する合意を承認した。この合意は、...
 米国のバラク・オバマ大統領は24日、米国とベトナムとの原子力平和利用に関する二国間協定を承認した。...
 グエン・タン・ズン首相は15日に行われたペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group...
 グエン・タン・ズン首相は8日、ベトナムを訪問中の天野之弥国際原子力機関(IAEA)事務局長と会談した...
 共同通信によると、国際原子力開発株式会社(東京都千代田区)とベトナム電力グループ(EVN)が共同で進め...
 国際原子力機関(IAEA)は23日、本拠地を置くオーストリアのウィーンで2013~2014年度理事会を開催した...

新着ニュース一覧

 国際レコード産業連盟(IFPI)はホーチミン市で23日夜、「ジ・オフィシャル・ベトナム・チャート(The Off...
 東南部地方ドンナイ省文化スポーツ観光局は、南部解放・南北統一50周年を記念して、4月27日(日)から30...
 アミューズメント施設や飲食店施設の企画・運営を手掛ける株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ボー・ティ・トゥー・スオンさん(女性・68歳)は、南中部沿岸地方ダナン市の中心部で、シンガポール系配...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、ホーチミ
 韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。  2025...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は23日、
 スウェーデンの繊維リサイクル企業SYREは23日、ファム・ミン・チン首相との会談で、南中部沿岸地方ビン...
 グエン・ホン・ジエン商工相は23日、米通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表と電話会談を行い、ベ...
 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は23日、ホーチミン市クチ郡のタンフーチュン工業団...
 英国のタイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Ti...
 公安省傘下の国民データセンター副所長であるチャン・ズイ・ヒエン少佐は、22日に開催された電子身分証...
 ホーチミン市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)を祝う記念事業の一環として、ホーチミン市1...
 サーモンの養殖や水産品の加工・販売を手掛ける株式会社オカムラ食品工業(青森県青森市)は、連結子会社...
トップページに戻る