ODAリベート疑惑、ベトナム鉄道総公社社長を降格

2014/06/05 15:49 JST配信

 交通運輸省は3日、ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)のグエン・ダット・トゥオン社長を取締役に降格すると発表した。日本の鉄道コンサルタント会社「日本交通技術(JTC:東京都台東区)」がVNRの幹部にリベートを支払ったとされる問題で責任を取らされたものと見られる。

(C)  thanhnien, VNRのグエン・ダット・トゥオン社長
(C) thanhnien, VNRのグエン・ダット・トゥオン社長

 ディン・ラ・タン交通運輸相は今回の降格処分について、「トゥオン社長の人柄についてはよく知っており、良識ある好人物と言えるが、会社の業績が低迷している以上、降格処分は免れない」とコメントした。後任にはVNR傘下サイゴン鉄道公社のブー・タ・トゥン社長が就任するという。

 なお、日本政府は2日、ベトナム政府に対し、◇不正に関する事実関係の調査、◇関係者に対する処分、◇再発防止策の策定が完了するまでODA事業の新規採択を停止すると通告した。ベトナムにとって、日本は最大のODA支援国であるため、ベトナム政府は早急な対応を迫られている。

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