クアンナム省:中部最大の線香作りの村、テトが近づき大忙し

2015/02/16 05:51 JST配信

 南中部沿岸地方クアンナム省タンビン郡ハラム村クアンフオン村落は、ベトナム中部最大の線香の生産地として知られており、年間1000tもの線香を市場に供給している。テト(旧正月)を控えた今は1年で最も忙しい時期で、子供からお年寄りまで一家総出で線香作りに精を出している。

 250年以上の歴史を持つ線香作りの村クアンフオンでは、村民180世帯のうち120世帯が線香作りを生業としている。クアンフオン村落で線香作りが行われるのは、1年のうち半年だけ。通常は1日5tの生産量だというが、テトが近づくと、生産量は1日15tに拡大する。この時期は、村落の至る所で村民が線香を乾燥させる姿が見られる。

 村落で作っている線香は、ベトナム全国や他の東南アジア各国でもよく見られる「竹芯香(ちくしんこう)」といわれるもので、細い竹に香料が塗ってあり、屋外で地面などに刺して焚かれることが多い。

 村落で線香を作っているグエン・タン・サインさん(男性・70歳)は、村落周辺で線香の原料が簡単に手に入ること、線香に塗られた香料が他の地域の線香のものより匂いがいいことなどが、この村落が線香作りの村として発展してきた理由だと語った。

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