東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブタクシー(GrabTaxi)と世界銀行(WB)は5日、交通渋滞緩和及び道路改善に関する研究協力を目的とする業務提携を結んだ。
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今回の提携で、グラブタクシーはベトナム、フィリピン、インドネシアの3か国の政府に対して、オープンソースデータプラットフォームの「オープントラフィック(OpenTraffic)」を無料で提供し、これらのデータを各都市における交通渋滞緩和と道路改善に活用する。
これにより、各国政府は信号機や公共交通機関、交通インフラ需要、緊急事態発生時の交通管理など、交通に関する様々な問題を適切に解決できるようになることが期待される。
なお、同プロジェクトは、グラブタクシーがサービスを展開しているホーチミン市やハノイ市、セブ、マニラ、ダバオ、ジャカルタなどの大都市で試験的に実施される予定となっている。