23日午前5時17分、ベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故が発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに若干の影響が出ている。
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ホーチミン市から香港までを結ぶケーブル(SH1)の一部分が切断されたと見られているが、23日午前の時点で切断箇所は特定できておらず、復旧工事の見通しも立っていない。
ただし、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)やFPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下のFPTテレコム(FPT Telecom)などAAGを使用している各通信事業者は、陸上の迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じているため、今回の事故による影響は大幅に軽減されているようだ。
AAGの切断事故は、2015年に入ってから1月5日に続いて今回が2回目。1月5日の事故では、迂回ルートにより影響は軽減されたものの、復旧まで3週間近くを要した。なお、切断事故は2014年の7月と9月にも発生している。