ベトナム人建築家のホアン・トゥック・ハオ氏が11日、アジアの優れた建築士に贈られる「SIA-Getz Architecture Prize 2016」を受賞した。同賞は「アジアのノーベル建築賞」とも呼ばれている。
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(C) thethaovanhoa, スオイゼーコミュニティハウス |
今回受賞したハオ氏の建築作品は、◇スオイゼーコミュニティハウス(西北部地方ホアビン省)、◇ターフィンコミュニティハウス(西北部地方ラオカイ省)、◇ナムダムホームステイ村(東北部地方ハザン省)、◇カムタイン村コミュニティハウス(南中部沿岸地方クアンナム省)、◇ルンルオン小学校(東北部地方タイグエン省)、◇ブータン国家幸福センターの6つ。
ハオ氏は1971年生まれ。1992年にハノイ市建設大学建築計画学科を卒業し、2002年までイタリアのトリノ工科大学大学院で学んだ。1+1>2国際建築事務所を設立し、現在母校のハノイ市建設大学建築計画学科で教鞭をとっている。
「SIA-Getz Architecture Prize」は、シンガポール建築士研究所(SIA)及びGetz Bros & Co.が2005年に設立し、2年に1回開催しているもの。受賞者には2万USD(約214万円)の賞金と金メダルが贈られる。