メコンデルタ地方ティエンザン省カイライ町を通過する国道1号線の通行料金徴収所で、料金徴収に反対する運転手らが小額紙幣で料金を支払う形で抗議していたことを受けて、交通運輸省とティエンザン省当局は協議の上、8月21日より通行料金を引き下げることを決定した。
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新たな通行料金は車種によって2万5000~14万VND(約123~690円)となり、以前と比べて▲1万~4万VND(約▲49~196円)引き下げられる。
また、徴収所付近に位置するカイライ郡フーニュアン村、ミータインナム村、ビンフー村、フーアン村の4村に居住し、輸送事業を行っていない車両オーナーに対しては、12席未満の自動車および2t未満のトラックの通行料金を免除し、12席以上30席以下の自動車および2t以上4t未満のトラックの通行料金を半額とする。
これに先立ち、国道1号線に設置されたカイライ通行料金徴収所を運営するティエンザン国道1号線投資BOT有限会社(National Highway No.1 Tien Giang Investment)は、運転手らからの猛反発を受けて、15日より通行料金の徴収を停止している。
当初計画では、徴収所の料金徴収期間は6年5か月の予定だった。当局とティエンザン国道1号線投資BOTは徴収期間の調整についてコメントを控えているが、延長は確実視されている。
しかし、運転手らは「(料金を引き下げても)問題の解決にならない」として、新たに建設されるカイライ町バイパス道路の方に徴収所を移転するよう引き続き求めている。