西北部と北中部で豪雨被害拡大、29人死亡・21人不明

2017/10/12 13:20 JST配信

 西北部地方と北中部地方の一帯で10日から12日にかけて豪雨が続いており、鉄砲水や土砂崩れなどの被害が多発している。11日17時までに、鉄砲水に流されるなどして29人が死亡し、21人が行方不明となっている。

(C) vnexpress
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 西北部地方ホアビン省タンラック郡フークオン村では12日未明に土砂崩れが発生し、民家7軒が倒壊、住民18人が土砂と瓦礫の下敷きになった。救助隊は同日9時ごろまでに7人の遺体を収容し、引き続き捜索救難を急いでいる。

 西北部地方のイエンバイ省ソンラ省、ホアビン省、北中部地方のタインホア省ゲアン省などでは100~200mm以上の雨量が観測されている。中でもホアビン省マイチャウ郡では9日から11日までの36時間で420mmもの雨量が観測された。

 さらに、大規模なホアビン水力発電所をはじめとする複数の水力発電所からの放水が重なったことにより、平地を含めて広域で洪水となっている。

[Vnexpress等, 11/10/2017 21:28 GMT+7, A]
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