12日午前7時20分ごろ、東南アジアと米国を結び、ベトナムでは東南部地方バリア・ブンタウ省沖に敷設されている光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」にトラブルが発生した。トラブル発生地点は香港沖。
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さらに、これに先立つ10日午前5時10分ごろ、ヨーロッパとアフリカ、アジア、オセニアを結ぶ世界最長の海底ケーブルで、ベトナムでは南中部沿岸地方ダナン市沖に敷設されている別の海底ケーブル「シー・ミー・ウィー3(SEA-ME-WE3=SMW3)」にもトラブルが発生していることが分かった。
AAGとSMW3のいずれも8月末にもトラブルが発生し、9月末に完全復旧したばかり。今回のトラブルについて、現時点で復旧の目処は立っていない。
これにより、ベトナムの中部と南部から海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。ただし、各通信事業者は迂回ルートに接続を切り替えて対応しているため、各ケーブルのトラブルによる影響は限定的だ。