23日夜、アジア域内を結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」のベトナム~シンガポール支線にトラブルが発生した。これにより、ベトナムから海外へのインターネットアクセスの通信量の10%に影響が出ている。
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11月7日にトラブルが発生したベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」は同日、復旧工事が完了し、同ケーブルの通信量の100%が回復した。
同じくトラブルが発生していた別の海底ケーブル「シー・ミー・ウィー3(SEA-ME-WE3=SMW3)」もこれに先立つ12月15日、復旧工事が完了したばかり。
AAGとSMW3の復旧工事の完了や迂回ルートの通信量の拡大などにより、今回のAPGのトラブルによる影響は限定的だという。