ホーチミン市師範大学、国内初のロボット・AI学部を設立

2019/02/25 13:47 JST配信

 ホーチミン市師範大学は2019年、ベトナムにおけるロボット工学と人工知能(AI)の発展を目指して、国内初となるロボット・AI学部を新設し、学生の募集を開始する。同学部の学費は完全無料。

 同大学機械工学部のグエン・チュオン・ティン博士によると、新設されるロボット・AI学部への応募資格は、2019年度の全国高校卒業試験で24点以上獲得した者で、専門高校の生徒、および、国内外の科学・テクノロジーで受賞歴がある者を優先する。

 同学部では、学内の教員だけでなく、国内外から招いたロボット・AI分野の専門家が教壇に立つとのこと。講義は全て英語で行われる。同学部の生徒は、3年間、大学や企業、専門機関で学んだ後、4年生時には、通年のインターンシップを行って卒業論文を提出しなければならない。

 同大学のドー・バン・ズン学長は、国内初となるロボット・AI学部で学ぶ各科目について、他の様々な分野とも密接に関わっていることから、国内外の各大学や研究機関と連携して、高い専門性のある講師陣を揃える必要があると強調。また、同大学では、VRスタジオ、ロボット実験室、バイオメディカル、3Dプリントなどの施設・設備設置にも投資しているという。

[Vũ Phong  baochinhphu 09:56, 21/02/2019U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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