ベトナム初の5つ子ちゃん、小学校に入学―送り迎えは2往復

2019/09/14 06:10 JST配信

 8月末、ホーチミン市5区に住むベトナム初の5つ子ちゃんがレーバンタム小学校に入学した。無作為のクラス分けだったが、不思議なことに5つ子ちゃんのうちフインくん、デくん、ロックくんの男の子3人は1年2組に、フオンちゃんとムオイちゃんの女の子2人は1年3組になった。

(C) Vietnamnet
(C) Vietnamnet

 1年2組の担任の女性教諭は男の子たちについて、時々行動が遅い時もあるが新しい環境にも慣れ、真面目に授業に取り組んでいると語った。休み時間になると、隣の教室からフオンちゃんとムオイちゃんが走って来て、男の子たちを校庭に誘う。

 初めて日中を離ればなれで過ごすようになった5つ子ちゃんたちだが、兄妹や保育園からの友達のほか、小学校で新たに知り合った同級生ともすぐに友達になって仲良く学校生活を楽しんでいるようだ。

 登下校は3人と2人に分けて母親のレ・フイン・アイン・トゥーさんがバイクで2往復して送り迎えをし、夫のグエン・タイン・ヒエウさんは養育費の為に働きづめだ。トゥーさん夫妻の2人の母親にも子供たちの世話を手伝ってもらっている。小学校入学に備えて、夏休みにはトゥーさんと義母が手分けして5つ子ちゃんたちに身支度を教えた。入学してからは登校前にトゥーさんが勉強をみてやるほか、家庭教師も付けている。

 フインくんは無口だが思い遣りがあり、おばあちゃんが椅子に座っていると腰が疲れないようにとクッションを持ってくる。フオンちゃんとデくんは人見知り、反対にムオイちゃんとロックくんは社交的でよく喋る。

 5つ子ちゃんの両親であるトゥーさんとヒエウさんは、結婚後すぐに子供を希望していたが2年間授からず、病院を受診したところ、多嚢胞性卵巣症候群と診断され、妊娠したいならば人工授精の必要があると言われた。

 経済的な理由から人工授精という方法は選択できず、多胎妊娠のリスクを警告されながらも自然妊娠を願い続けた夫妻は5つ子を授かった。母子の身体への危険を避けるため医師からは減胎手術を勧められたが、授かった命をなんとか守りたいと医師チームのサポートを受けてベトナム初の5つ子ちゃんとして帝王切開によって無事に誕生した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 東北部地方トゥエンクアン省の同省総合病院で13日、一卵性三つ子の男児の赤ちゃんが帝王切開で誕生した...
 ハノイ市の中央産婦人科病院で1日、世界的にも珍しい羊膜に包まれたままの状態で3つ子の男の子が誕生し...
 たった1人の子どもでも、産み育てるということは母親にとって様々な試練を伴う。しかしながら、ホーチ...
 ベトナムでは多胎児の誕生は珍しくなく、4つ子の誕生もこれまでに何度か話題になっている。  直近...

新着ニュース一覧

 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポー...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 保健省医薬品管理局は17日付けで、台湾製の手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」の使用を承...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は20日、ベラルーシの首都ミンスクとカ...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は、2026年における信頼性の高い不動産デベ...
トップページに戻る