26日午前6時15分ごろ、ホーチミン市3区14街区レバンシー(Le Van Sy)通りにあるバクダン(Bach Dang)中学校の校庭にあった大木が倒れ、18人の生徒らが死傷するという痛ましい事故が発生した。
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倒れたのは、真っ赤な花を咲かせてベトナムの夏を象徴すると言われるホウオウボク(鳳凰木、学名:Delonix regia、ベトナム語:cay Phuong)の木。校庭に植えられていた、この大木は前触れもなく倒れ、校庭集合後にそれぞれのクラスに入ろうとしていた生徒らを直撃した。
この事故により、校庭にいた生徒18人が下敷きになった。うち1人は心肺停止の状態で病院に救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。病院によると、死亡したのは6年生(中学1年生に相当)のN.T.Kさん(12歳)。
負傷者17人については、7人が骨折の重傷、5人が手足などを擦りむく軽傷を負ったが、いずれも命に別状はなく、残る5人は学校で応急処置を施された。
最終更新:2020年5月26日 15:58JST