免疫機能を調整して様々な病気の予防にも繋がる「ビタミンD」だが、ホーチミン市の子供のうち49.8~58.3%がビタミンD不足の状態にあるという。ベトナム栄養協会のドー・ティ・ゴック・ジエップ副会長が6日に開かれたイベントで明らかにした。
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一方、農村部の子供の比率を見てみると、同市の比率を下回る46.6~46.7%となっており、都会っ子のほうがビタミンD不足が深刻であることが明らかとなった。
ホーチミン市の子供たちは、屋外での活動が少なく、適度な日光浴をしていないことが原因とされている。
ビタミンDは、魚類やきのこ類などにも含まれているため、これらの食材を毎日の食生活に取り入れることが推奨されている。また、日光に当たることで体内で形成することも可能なため、散歩やウォーキングなど、外に出る習慣を作る必要がある。