西北部地方ラオカイ省サパ町で15日、短編動画共有アプリ「ティックトック(TikTok)」で14万人のフォロワーを有するベトナムのティックトッカー(TikToker)が、動画の撮影中に屋根から転落して死亡した。
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死亡したのは、ラオカイ省ラオカイ市トンニャット村(xa Thong Nhat)出身のH.Q.Bさん(男性・20歳)。地元のレストランで従業員として働いていた。
15日午後1時ごろ、男性はサパ町にある勤務先での昼休み中にティックトック用の動画を撮影するため、別の知人1人と一緒に屋根に上った。しかし、薄いトタン板に足をかけたところ、トタン板が破れて約10m下の地面に叩きつけられた。
事故当時自宅にいた近隣住民によると、路地から突然大きな音が聞こえたため、窓から確認したところ男性が地面に倒れているのが見えたという。周囲の人々が駆け付けたときにはすでに男性は死亡していた。
当局は、現場検証を終えた後、男性の遺体を遺族に引き渡した。