ホーチミン:8月から1区でシェアサイクル導入 1時間48円

2021/04/14 14:20 JST配信

 ホーチミン市の中心業務地区(CBD)である1区で8月から公共自転車(コミュニティサイクル)サービス「モバイク(Mobike)」が試験的に導入される。使用料は1時間1万VND(約48円)となる予定。

(C) tuoitre
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 これは、同事業の投資主であるチーナムグループ(Tri Nam Group)が12日に明らかにしたもの。同社は同事業の試験展開についてホーチミン市人民委員会から既に承認を得ており、期間は1年間となる。

 同市交通運輸局は試験展開の期間中、現状のデータを踏まえた上で自転車台数やサービスエリアを柔軟に確定し、効果を評価する。

 チーナムグループは、案件実施に向けて所定手続きを行いながら、自転車やサイクルポートなどの機械設備の調達を進めており、計500台の自転車を輸入する計画。必要な機械設備を含めた1台当たりの投資コストは1000万VND(約4万8000円)と試算される。

 今回の公共自転車事業は、公共交通機関のネットワークを拡大し、将来的に個人車両の中心部への乗り入れを制限することを視野に入れたもの。

[Vnexpress 06:00 13/4/2021 / Tuoi Tre 18:36 12/04/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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