西北部地方ラオカイ省サパ町人民委員会はこのほど、観光施設「チェックイン・アンサパ(check in AnSaPa)」の投資主であるアンサパ有限会社に対し、同町人民委員会の正式な決定が出るまで、施設の建設と観光客の受け入れ、写真撮影の一時停止を指示した。
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この施設では、1.7haの敷地に自由の女神の半身像(幅7m×高さ9m)やミニエッフェル塔(高さ9m)、米ラシュモア山の4人の元大統領彫像のコピー、ミニピサの斜塔(高さ8m)などが写真撮影スポットとして設置されているほか、ミニ日本町などが現在建設されている。
サパ町人民委員会が20日に実施した調査で、多くのミニチュアモデルがまだ建設中で観光客を受け入れて写真撮影をする条件が整っていないことや、完成したモデルにも法規に抵触する恐れがあることが分かった。人民委員会は建設の一時停止を求めるとともに、関連機関に専門的な検査を実施するよう指示した。
アンサパ社代表のグエン・ゴック・ドン氏は、自由の女神の半身像が「失敗作」、「残念な女神像」と批判されていることについて、「美醜の感じ方は人それぞれだ」とした上で、「人民委員会の指示に従い、観光客の率直な意見を尊重する」とコメントした。