遊覧船「アンバサダークルーズ号(Abassador Cruise)」は東北部地方クアンニン省ハロン湾を航行中、乗組員の中に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者の濃厚接触者がいることが分かり、クルーズを中止して3日昼から船内で隔離措置を受けていた。
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同船には乗組員60人と乗客122人が乗船していた。このうち、船内キッチンスタッフのT・H・Dさん(男性・26歳)が乗船前に、北部紅河デルタ地方ハナム省のインターネットカフェを訪れてコンピューターゲームをしており、この時に店主と接触があった。
この店主が新型コロナウイルスに感染していたことから、Dさんが濃厚接触者(F1)として特定された。Dさんは1回目の新型コロナウイルス検査で陰性判定が出たため、乗客122人は下船が認められ、4日以降は自宅隔離を行うことになった。当局は引き続き乗組員と乗客の監視を継続している。