保健省は20日朝、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内3197人目の感染者(女性・64歳)が死亡したと発表した。死因は肝臓がんと新型コロナによる敗血症性ショック。新型コロナによる死者は国内38人目。
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COVID-19予防国家指導委員会によると、この女性は10年前からB型肝炎を患っており、4か月前に肝臓がんが見つかった。
女性は5月4日にハノイ市中央熱帯病病院に移送され、人工呼吸器や輸血、抗生物質の投薬などによる治療を受けていたが、重度の基礎疾患により5月19日に死亡。
新型コロナによる死者は国内38人目で、4月末から広がった国内第4波では3人目の死者となる。これに先立ち、第4波では、国内3839人目の感染者(女性・89歳)と国内3055人目の感染者(男性・34歳)が、いずれも入院先のハノイ市中央熱帯病病院で死亡している。