12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　ハノイ市交通運輸局は、市内で公共自転車(コミュニティサイクル)サービスを試験的に展開する方針だ。遅くとも2022年10～12月には試行を開始する見込み。

(C) sggp

　同局はこのほど、市内7つの区に設置するサイクルポート約200か所のリストについて合意した。まずは、◇タイホー区、◇バーディン区、◇ドンダー区、◇タインスアン区、◇ホアンキエム区、◇ハイバーチュン区、◇カウザイ区の7つの区に設置する。ハドン区とホアンマイ区の残る2つの区については、引き続きサイクルポートの設置場所を検討中だ。

　サイクルポートはいずれも路線バスや都市鉄道(メトロ)と接続しやすく、商業施設や病院、学校など人が多い場所に設置する。

　第1期(2022～2023年)では自転車2000台を導入する。第2期では自転車を3000台に、サイクルポートを350か所に増やす。当初は、第1期では自転車1000台を導入して市内5つの区で展開する計画だったが、規模を拡大して展開することになった。

　利用料金は、シティサイクルが30分5000VND(約29円)・1日6万VND(約350円)、電動自転車が30分1万VND(約58円)・1日12万VND(約700円)となる見通し。