ヨルダンのアカバ(Aqaba)港で27日、貯蔵タンクが落下して有毒な塩素ガスが噴出し、少なくとも13人が死亡、251人が負傷した事故で、死亡者に5人、負傷者に7人のベトナム人が含まれていることがわかった。
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アフリカのジブチに輸出される予定だった重量25tの塩素ガスが入ったタンクが、貨物船への運搬中に落下したという。公開された動画では、タンクの落下直後に黄色いガスが一気に舞い上がり、現場に居合わせた人々が逃げ惑う光景が映されている。
事故に巻き込まれたベトナム人らは、香港船籍の「フォレスト6号(Forest 6)」で乗組員として働いていた。
事故を受け、ブイ・タイン・ソン外相は29日、ヨルダンのアイマン・サファディ副首相 兼 外務・移民相と電話会談し、原因究明を促すと共に、国民保護措置を支援するよう要請した。これに対し、サファディ氏は遺族らに哀悼の意を表し、国民保護措置の支援を約束した。