南中部高原地方ダクノン省にあり、東南アジアで最長の火山洞窟とされるクロンノー(Krong No)火山洞窟網のC7洞窟で、合わせて175mに及ぶ複数の分岐が新たに見つかった。ダクノン省ユネスコ世界ジオパーク管理委員会が28日に明らかにした。
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今回の発見により、C7洞窟の全長は1240m以上に伸びることとなる。分岐を発見した国際専門家グループは近く洞窟を再調査し、洞窟内の3Dマップを作成する予定。これは、同省の地質遺産に関する科学的データとして、貴重な資料になる。
クロンノー火山洞窟網は、全長約10kmの玄武岩で作られた火山洞窟で、2014年に発見された。これまでのところ、50本の洞窟が発見され、このうち21本で詳細な測定を実施し、12本から約6000~7000年前の先史時代部族の住居跡が見つかっている。