資源環境省が5日に発表した生活環境保全に関する評価指数レポートによると、ハノイ市は全国63省・市のうち59位となり、市民の生活環境に対する満足度が非常に低いことが明らかとなった。
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それによると、ハノイ市の指数は20.5ポイントで、全国平均の24.2ポイントを大きく下回った。ハノイ市を下回ったのは、◇バクカン省(東北部地方)、◇ハザン省(同)、◇ビンフック省(北部紅河デルタ地方)、◇ビンフオック省(東南部地方)の4省のみ。
一方、最も評価が高かったのは、28.7ポイントを獲得したフート省(東北部地方)。2位はバリア・ブンタウ省(東南部地方)の28.3ポイント。国内最大の経済都市であるホーチミン市は27.5ポイントで4位につけた。
資源環境省によると、同レポートは全国各地のベトナム祖国戦線委員会が実施した社会調査をまとめたもの。調査対象は、◇農民、◇工員、◇サービス業従事者、◇公務員・年金受給者、◇学生となっている。
なお、生活環境の満足度は、◇河川の水質、◇生活用水の質、◇大気の質、◇騒音と振動に対する保証、◇一般廃棄物の収集・処理、◇廃水処理、◇緑地システムおよび公共の娯楽エリア、◇自治体の環境保全に対する関心度の8つの指標に基づいている。