ハノイ市ホアイドゥック郡でこのほど開かれた結婚式で、シャンパンタワーに替えてタピオカミルクティータワーを使った演出が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で話題を呼んでいる。新郎のチュオンさん(27歳)は、新婦のフオンさん(26歳)のために思い出に残る特別な演出を考えていたところ、親友から2人の好きなタピオカミルクティーを使ったらとアイデアをもらった。

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　フオンさんと家族の同意を得て、チュオンさんは早速茶葉とタピオカを注文し、結婚式前日の深夜に友人たちと大量のタピオカミルクティーを作った。家族や招待客にも振る舞うためだ。当日は巨大なポットに入ったタピオカミルクティーを新郎新婦が巨大なグラスに注ぎ、次いで互いに腕を交差して飲み合った。

　チュオンさんによると、2人の出会いは5年前のタピオカミルクティーの店。親友の知人としてフオンさんが同席していた。家に帰ると、フオンさんに「今日タピオカミルクティーを飲みに行って君に出会った」とメッセージを送った。

　SNSに掲載された結婚式の動画は200万回以上再生されており、「誰もが忘れない結婚式」や「私も将来このような結婚式を挙げたい」といった好意的なコメントが多く寄せられている。