- ハノイ/ホーチミン~欧州間のルート調整
- 迂回により飛行時間が約15分延長
- 運営コスト増加も安全性を確保
イスラエルとイランの対立で中東情勢が緊迫化していることを背景に、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、ベトナム~欧州間の路線について飛行ルートを調整したと発表した。
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発表によると、ハノイ/ホーチミン~パリ(フランス)/フランクフルト(ドイツ)/ロンドン(英国)間の定期便の飛行ルートを、紛争地域とその影響を受ける可能性のある地域を迂回する形で調整した。
この飛行ルートの調整により、飛行時間が約15分長くなり、運営コストの増加につながっているが、HVNは安全性を確保すべく、緊迫した状況が落ち着くまで迂回の飛行ルートを適用する方針だ。
HVNは、ベトナム~欧州路線の利用を計画している乗客に対し、同社のウェブサイトやSNSを確認するか、カスタマーケアセンターに問い合わせて最新情報を把握するよう提案した。