- 園児が通園バスの車中に放置され死亡
- 運転手を逮捕、教諭2人に外出禁止命令
- これに先立ち送迎担当の教諭も逮捕
北部紅河デルタ地方タイビン省警察は5月31日、タイビン市で発生した、通園バスの車中に置き去りにされた園児が死亡した事故について、捜査を拡大し、運転手のグエン・バン・ラム容疑者(59歳)を逮捕したことを明らかにした。
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このほか、担任教諭のグエン・ティ・フオン(女性・58歳)とドアン・ティ・ニャム(女性・26歳)の2人に対して、居住地からの外出禁止命令を出した。これに先立ち、タイビン市警察は、送迎を担当していた女性教諭を逮捕している。
タイビン市警察によると、29日午前6時20分頃、運転手がHちゃんほか9人の園児を迎え、幼稚園に到着後、運転手が車のドアを開けて教諭と園児を降ろした。その後、運転手は車を幼稚園の門の前に駐車し、帰宅した。
教室に入ると、教諭は出席確認のために生徒の写真を撮り、学校の管理ソフトに送信したが、Hちゃんがいないことに気付いたものの、家族には通知しなかった。
17時頃、Hちゃんの叔父が迎えに来た際に、Hちゃんが車内に放置されていたことに気付いた。人々が車のドアを壊すなどして病院に緊急搬送したが、すでに死亡していた。