スペインのバルセロナで開催されたモバイル業界最大級の見本市「MWCバルセロナ2026(MWC Barcelona 2026)」で、国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)と米クアルコム(Qualcomm)が、人工知能(AI)を統合したスマートフォンの共同開発を発表した。同製品は、初の国産AIスマートフォンとなる見通し。両社は第6世代移動通信システム(6G)機器や、その他のスマートデバイスの製造でも協力する計画だ。
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ベトテル初の自社製スマホ、独自AI技術を搭載
ベトテルにとって初の自社製造となるスマートフォンには、デジタルアシスタントとして機能する独自の「AIエージェント」技術が搭載される。同社はクアルコムの設計ライセンスを利用して、第5世代移動通信システム(5G)ネットワーク対応デバイスを製造し、将来的には6Gにも進出していく予定だ。
ベトナムは現在、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)の主要な製造拠点であり、今後は米グーグル(Google)の「ピクセル(Pixel)」ハイエンドモデルなどの製造も予定されているが、ベトテルにとってスマートフォンの自社製造は全く新しい分野となる。
クアルコムとの提携拡大、AI統合と6G開発のロードマップ
クアルコムとベトテルの6G開発計画には、すべてのネットワーク機器やクラウドインフラへのAIの統合が含まれる。3年間のロードマップによると、ネットワーク機器、ソフトウェア、スマートデバイスを市場に投入することを目指している。
クアルコムはベトナムでの事業を積極的に拡大しており、昨年はハノイ市に東南アジア初となるAI研究センターを開設した。さらに今年1月には、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC]
ベトテルのタオ・ドゥック・タン会長 兼 社長は、クアルコムが主導して2029年の商用化を目指す6G技術開発のグローバル連合への参加について、コア技術の習得に対する同社の強いコミットメントを示すものだと強調した。
ベトテルは同連合への参加に加え、子会社であるベトテルハイテク産業総公社(Viettel High Technology Industries=VHT)を通じて、米インテル(Intel)や同アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)と提携、さらに同じく子会社であるベトテルネットワーク総公社(Viettel Networks)を通じて、スウェーデンの通信機器メーカーであるエリクソン(Ericsson)と提携し、AIを活用した次世代ネットワークの構築を加速させている。
また、ベトナムからは、国内IT最大手FPT情報通信[FPT]
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