米クアルコム(Qualcomm)の子会社クアルコム・テクノロジーズ(Qualcomm Technologies)は9日、ホーチミン市で、第6世代移動通信システム(6G)インフラ、データセンター、自動車技術、人工知能(AI)搭載スマートフォン、スマートデバイス、ロボット技術など、ベトナムにおける複数の戦略的分野への投資を拡大すると発表した。
![]() (C) Bao Dau Tu |
AI・データセンター分野への投資拡大
データセンター分野において、クアルコムはベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)、携帯通信大手のベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)、およびベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)といった大手パートナーと協力し、AI推論プラットフォームの展開を推進している。
また、電子政府や企業向けの「AI200」プラットフォームを商用化する最初の市場の一つとしてベトナムを位置づけている。
自動車技術分野での協力拡大
自動車分野では、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)との協力を拡大し、スマート接続システムや高度運転支援システムなどを構築する。さらに、FPTをクアルコムの公認デザインセンターに選定した。
AIスマートフォンとスマートデバイス分野の展開
AIスマートフォン分野では、クアルコムとベトテルが、クアルコムの高性能スナップドラゴン(Snapdragon)チップとAIエージェント、ベトテルのベトナム語大規模言語モデル(LLM)を統合したベトナム初のAIスマートフォンの開発に向けて覚書を締結した。同製品は2027年の商用化を予定している。
スマートデバイス分野では、VNPTとクアルコムが共同で設立した「VNPTクアルコム・エクセレンスセンター(VNPT - Qualcomm Excellence Center=VQEC)」を通じて、顧客構内設備(CPE)、AIボックス(AI Box)、AIパソコン、AIカメラなどの「Make in Vietnam」製品を国内外の市場向けに開発している。
次世代通信とロボット分野への展開
通信インフラ分野では、ベトテルと協力して第5世代移動通信システム(5G)オープンRAN機器や次世代6Gネットワーク機器を開発する。クアルコムは2028年に6Gの試験を行い、2029年からの商用化を計画している。
ロボット技術の分野では、VIC傘下のビンモーション(VinMotion)によるヒューマノイドロボットプラットフォームの商用化を支援し、2026年中にVICのエコシステムに導入、2028年にはグローバル展開を目指す。さらに、ベトテル、VIC傘下のビンロボティクス(VinRobotics)や同傘下のビンダイナミクス(VinDynamics)ともロボット技術分野での協力を進めている。



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