国外でのベトナム語能力検定試験、日本が最初の開催国に

2026/05/28 14:59 JST配信

 在大阪ベトナム総領事館で5月中旬、ベトナム語能力検定試験の試験評議会の設立および発表式典が開催された。ベトナムの国家基準に基づくベトナム語能力検定試験が国外で開催されるのはこれが初めてであり、ベトナム語を世界へ広める上で重要な転換点となる。

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次世代への母語保持と国際化に向けた歩み

 式典には、在大阪ベトナム総領事館のグエン・チュオン・ソン総領事や駐日ベトナム大使館のブー・ティ・リエン・フオン一等書記官、ハノイ師範大学のグエン・ドゥック・ソン学長をはじめ、教育専門家や在日ベトナム人コミュニティの代表者らが出席した。

 ソン総領事は、ベトナム語が海外のベトナム人と故郷をつなぐ重要な役割を担っていると強調した上で、海外での試験開催は、海外で生まれ育つ若い世代向けの体系的な学習環境の構築や、日本をはじめとする外国人への学習奨励において戦略的な意義があると述べた。

在日ベトナム人や外国人学習者が対象

 式典の枠組みの中で、試験評議会設立決定の授与式も行われ、主催機関の代表として関西ベトナム人協会のレ・トゥオン会長が決定書を受け取った。組織委員会によると、同試験はベトナム語の国家能力基準に従って実施され、学生や在日ベトナム人2世、ベトナム語を愛好・研究する外国人など幅広い層を対象としている。

 日本が最初の開催国となったことは、在日ベトナム人コミュニティの地位向上を裏付けるとともに、海外における体系的なベトナム語教育エコシステムの構築への期待を高めるものとなる。これにより、文化的アイデンティティの保持や世界のベトナム人コミュニティの強化、越日友好関係のさらなる発展に寄与することが期待されている。


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