シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、純電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車、電動バイク向け共用充電インフラの全国的な拡大に向け、既存の充電ステーション運営企業への投資と協力を推進する。
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グラブベトナムは自社専用の充電網を構築せず、複数の運営企業と連携する方式を採用する。2028年初めまでに6000以上の充電ポートを稼働させる目標を掲げており、約半数がハノイ市に設置される見通しだ。これは同社と同市建設局などが6月末に結んだグリーン交通発展の協力覚書に基づく。初期の投資先には、電動車両向け充電ソリューションを提供するイーブースト(EBOOST)などが含まれる。
インフラ整備と並行して、運転手の利便性向上も進めている。4月にはドライバー向けアプリ「Grab Driver」に新機能を追加し、イーブーストやチャージプラス(Charge+)など複数のプロバイダーの充電ステーションの検索から決済までをアプリ内で完結できるようにした。利用した運転手の7割以上が1週間以内に機能を再利用しており、今後は電動バイクの運転手向けにも対象を広げていく予定だ。
グラブベトナムは6月上旬、ハノイ市とホーチミン市で電気自動車(EV)およびハイブリッド車(HV)を利用した新たなEV配車サービス「グラブカー・EVプラス(GrabCar Xe Dien Plus)」を本格稼働した。競合他社が独自の充電網で先行する中、同社は他社と連携した共用充電インフラの拡充によって充電不足という課題を解消し、シェア拡大を図る方針だ。







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