建設省は、「2050年までを視野に入れた2021~2030年の全国空港開発計画」の調整案を承認した。これにより、2030年までに全国の空港数は36か所に増加し、投資総額は約577兆5720億VND(約3兆6000億円)に上る見通しだ。
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国際空港の大幅増加とインフラ拡充
今回の調整により、2030年までに国際空港19か所、国内空港17か所の計36空港体制となる。
北部紅河デルタ地方ニンビン省や同地方ハイフォン市のバックロンビーなどに空港が新設されるほか、既存の国内空港が国際空港に格上げされる。2050年までのビジョンでは、首都圏の第2空港を加え、合計37か所とする。
貨物輸送量が年間25万tを超える空港には物流センターを併設し、ハノイ市ノイバイ国際空港やホーチミン市タンソンニャット国際空港などで航空機整備・修理センターの建設を優先する。
国内初の完全海上型空港プロジェクト
注目されるのは、南中部地方カインホア省に新設されるバンフォン国際空港だ。およそ497haの面積を有する同空港は、ベトナム初の完全海上型空港として建設される。
投資総額は約9兆2140億VND(約570億円)と見込まれ、2030年には年間150万人の旅客を受け入れる計画だ。南中部地方の新たな経済・観光の玄関口としての役割が期待されている。
ベトナムの空港開発計画は、近年の航空需要の増加に伴い、継続的に見直しが行われている。2023年に承認された当初の計画では2030年までに30空港体制とされていたが、その後の調整で南部メコンデルタ地方のトーチュー空港などが段階的に追加されてきた。今回の決定により、全国の航空ネットワークのさらなる発展と地域間のアクセス向上が見込まれる。




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