カインホア省:国内初の水上空港を建設へ、建設省提案

2026/04/23 14:01 JST配信

 建設省はこのほど、「2050年までを視野に入れた2030年までの全国空港開発計画」の調整案を関連当局に提出した。この中で、南中部地方カインホア省のバンフォン空港の追加が提案されている。同空港はベトナム初の完全水上型空港となる見込みだ。

(C) bnews
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ベトナム初の水上空港

 計画案によると、バンフォン空港は同省バンタン村(旧バンニン郡)のバンフォン経済区内の沿岸水上に位置し、面積は約497.1haとなる。ニャチャンからは約65km離れている。

 同空港は国際民間航空機関(ICAO)が定める飛行場基準コードで4Eクラスとなり、大型航空機の運航が可能となる見込みだ。年間旅客処理能力は2030年に150万人、2050年に250万人を見込んでいる。投資総額は約9兆2140億VND(約560億円)と試算されている。

南中部地方の航空玄関口に

 同空港の建設は、南中部地方および中部高原地方の重要な航空玄関口を形成し、観光やロジスティクスなどの経済・社会発展を促進することを目的としている。

 カインホア省人民委員会は、官民パートナーシップ(PPP)方式による投資について3つの案を提案している。第1案は、国が立ち退き移転を支援し、PPP投資家が空港インフラ全体を建設する。第2案は、PPP投資家が旅客ターミナルなどの主要施設を建設し、国家予算で残りの項目を整備する。第3案は、国家予算で移転と飛行活動保証施設などを支援し、PPP投資家が残りの項目を整備するというものだ。

カムラン国際空港の拡張と他省の空港計画

 カインホア省には既にカムラン国際空港があるが、実際の年間旅客数は計画を上回る1000万人を超えている。これを受け、ベトナム民間航空局(CAAV)は、2030年までに年間旅客処理能力を2500万人、2050年までに旅客3600万人・貨物10万tに拡張する新たな計画書類の審査・承認を求めて建設省に提出した。

 なお、今回の全国空港開発計画の調整案では、南中部地方クアンガイ省(旧コントゥム省)にマングデン空港を新設することや、北中部地方クアンチ省のクアンチ空港を4Cクラスから4Eクラスに格上げすることも提案されている。

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