ハノイ市で9日、保健省と在ベトナム・フランス大使館の共催によるベトナム・フランス保健分野ハイレベル会議が開催された。同会議において、ベトナムのワクチン・生物学的製剤会社であるベトナムワクチン(VNVC)とフランスの製薬大手サノフィ(Sanofi)は、次世代ワクチンを生産するための協力ロードマップを発表した。
![]() (C) Dan Tri |
計画によると、南部地方タイニン省で建設中のVNVCのワクチン・生物学的製剤工場において、2028年から需要の高いサノフィの次世代ワクチンの生産を開始する。2027年末に同工場の稼働を開始し、2028年から次世代ワクチンを生産、2029年から商業化を目指すとしている。
VNVCの工場は、2025年5月に着工した。初期投資額は2兆5000億VND(約154億円)で、設計上の生産能力は年間1億回分となっている。欧州連合(EU)の医薬品適正製造基準(GMP)である「EU GMP」や米食品医薬品局(FDA)の基準「FDA GMP」、世界保健機関(WHO)の基準「WHO GMP」といった国際的なGMPを満たすことを目標に掲げている。
グエン・ティ・タイン国会副議長は会議で、次世代ワクチンの開発と生産は医療・医薬品業界の課題にとどまらず、国家の医療安全保障と持続可能な発展に関わる問題であると強調した。また、技術移転や人材育成を通じて、ベトナムが次世代ワクチンの研究や臨床試験、生産、分配の拠点となることへの期待を示した。







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