今年1月初め、ハノイ市で大型トラックにひかれ、下半身の大部分を切除する大手術を受けた17歳の少年D・D・H君(同市スアンマイ村在住)が、事故から約半年で奇跡的な回復を遂げた。
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H君は骨盤をすべて失うという凄惨な事故から一命を取り留め、現在は車椅子での生活を送りながら、自立に向けた一歩を踏み出している。
H君は1月3日に交通事故に遭い、多臓器不全と重篤なショック状態で第103軍医病院へ救急搬送された。医師らは少年の生命を救うため、両脚や骨盤、膀胱、直腸の一部などを切除する緊急手術を施した。術後は1か月半にわたり集中治療室で治療が行われ、国立火傷病院とも連携して皮膚の壊死部分の処置が進められた。
H君の母親は事故当日の出勤後、同僚から目撃したばかりの交通事故の話を聞いて、息子に何かよからぬことが起きたと直感し、自宅前の監視カメラを確認した。何度電話をかけても息子からの応答がなく、不安が募る中、運転手から連絡があり、息子がトラックにひかれたことを知った。医師から生存の可能性は極めて低いと告げられたときは、膝から崩れ落ちそうになったという。
難しい手術だったが、医師らの懸命の治療と患者本人の驚異的な生命力により、H君は奇跡的に命をつないだ。徐々に身体が回復していく中、失った脚が激しく痛む幻肢痛に苦しめられたが、心理カウンセリングや家族の看病によって困難を乗り越えた。
H君は現在、車椅子で外出できるまでに回復し、将来は情報技術(IT)を学んで就職し、自ら生計を立てるという新たな夢に向かって挑戦を続けている。








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