ホーチミン市で実施されている市内バスの運賃無料化プログラムが大きな成果を収めている。7月1日の無料化開始から1週間で、バスの利用者数は前年同期比+33%増の延べ188万人に達した。特に平日の通勤・通学時間帯における労働者や学生の利用が増加しており、公共交通機関への移行を促す呼び水となっている。
![]() (C) Thanh Nien |
路線別では、市内路線や中心部を縦断する路線の利用者数が+17~23%増を記録したほか、12の主要路線では+30%超の大幅な伸びを見せた。また、周辺地域からのアクセスを担う郊外路線も+14%増と堅調に推移し、乗り継ぎ拠点へのアクセスを支えている。
さらに、補助金なしで運行される、市中心部と旧ビンズオン省を結ぶ路線では+57~59%もの急増を見せた。
一方で、自家用車の利用習慣や待ち時間、接続性の課題に加え、専用レーンの不足による渋滞や遅延も浮き彫りとなっている。市は今後、実情に合わせた運行スケジュールの最適化や都市鉄道(メトロ)など他の公共交通機関との接続強化に加え、条件を満たす道路でのバス専用レーンの導入を検討する。
このプログラムは2026年12月31日までの約半年間にわたり実施され、予算として総額約6650億VND(約41億円)が投じられる計画だ。現在の第1段階では本人確認なしで乗車できるが、10月からは決済アプリや電子身分証明アプリなどでの本人確認を求める第2段階へ移行する。
同市は利便性向上のため、11路線で151台の電気バスを導入したほか、案内表示の改修や約5700か所に上る停留所の整備、さらには交通案内アプリ「MultiGo」や電子身分証明アプリ「VNeID」を活用したサポート体制の構築を進めている。







免責事項
)
)
)

)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)