7月1日より、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンが国家拡大予防接種プログラムに組み込まれ、無料接種のリストに追加される。これは、ベトナムにおける子宮頸がんおよびHPV関連がんの予防戦略において重要な前進と位置付けられている。
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無料接種の優先対象となるのは、9歳から15歳未満の女児となる見通しだ。各地方の実施計画に基づき、主に学校や公立医療機関で接種が行われる。大部分がHPVに未曝露であるこの年齢層は、最も高い予防効果が得られると評価されており、研究でも性交渉前に接種することが最も効果的だと示されている。
保健省は今後、対象年齢や接種スケジュール、実施範囲などの詳細なガイドラインを公表する予定だ。
世界保健機関(WHO)によると、HPVは子宮頸がんのほぼ全症例の原因とされているほか、男女問わず肛門がんや中咽頭がん、生殖器いぼなどの深刻な疾患に関連している。WHOや米国の疾病予防管理センター(CDC)などの主要な保健機関は、適切に使用された場合のHPVワクチンの安全性と有効性を評価しており、不妊を引き起こすといった科学的根拠は示されていない。コミュニティでのウイルス感染拡大を防ぐため、現在多くの国では男児へのHPVワクチン接種も展開されている。



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